全てを注いだ曲名をつける
- TwIn HaTs
- 2018年12月2日
- 読了時間: 3分
SaxのMiwaです。
私はアルトサックスを吹き始めた時
「サックスを吹いてどこへ向かうか」
ということをよく考えていました。
基礎練習とか教則本に沿っての練習もそこそこやりましたが
私がサックスを使って見たい景色はどんなものか
そんなことを常に考えていました
何を目指せばいいか
何を習得すればいいか全くわからないので
とりあえずやってみました
サックスが全然吹けない1年目から
とにかく何でもやってみました
そうしないと生き延びられない環境に身を置くことはとても効果的で
とにかく何かを始めたもん勝ちで
そこで仕事が出来ないと存在できないので
想像しなかった能力が伸びたりするわけです
失敗しても関係ありません
だってもうそこで生き延びるしかないから
思いつくことを、時間が許す限りやり続けました
Hitman Style Companyというバンドで学んだステージメイク
北新地のBGM仕事で学んだスタンダードカバー
幾度かのサポート演奏で学んだ知らないジャンルや曲との混ざり方
リーダーライブで学んだ責任感と達成感
全ての演奏現場で学んだ、お客さんの連れて行き方
いろんな経験を
TwIn HaTsに全部詰め込みます
私は書道の師範の免許を持っています
つまり字が書けます
イラストを書くことが好きです
つまり絵が描けます
ギターとピアノが少し弾けます
そしてサックスを吹きます
つまりコードとメロディが作れます
Hitman Style Companyというバンドでは広報担当です
Macでの動画編集、音源編集、HP作り、フライヤー作りができます
そんな自分のキャラクターも
TwIn HaTsに余すことなく出しまくります
持ってる能力は全部使います
寝食を忘れて魂を注ぎ込める何かにひたすら向かう人に憧れて
私もそっち側に行きたくて
「何か始めなければ!」と思い立った24才
たまたま手にしたサックスという楽器は
私にとっては、歌うために作られた楽器でした
この歌う楽器で私が見たい景色は
やはり
見知らぬ人の胸を打つ瞬間
通りすがりの
音楽なんてそんなに興味がない偶然居合わせただけのマダムとか
小難しい音楽理論なんて一切触れたこともない子供とか
楽器に触ったこともないオジサンとか
そんな人が
世界のどこにも存在しない、曲名も知らない曲に足を止めて
何かを感じて笑顔になったりするんです
有名なアーティストでもない私達が鳴らす音に
身体を揺らしたりするんです
奇跡だと思います
全てを注ぐと決めたTwIn HaTsで
見知らぬ誰かの胸を打つため
これからも一歩ずつ進んで行くため
奇跡を迎えに行くため
ブレない信念を
真っ直ぐな指針を
そんな心境と
新曲の曲調がとてもマッチしていましたもので・・・
「upright policy」
という曲名にしてみました。
新曲初だしライブは
本日。
今日も伊丹のまちなかで
TwIn HaTsやってます。

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